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日本遺産・とち餅
伝わる”木灰汁でアク抜き”の技
村の面積の97%を山林が占める上北山村には、自生したとちの木が多くあります。
そのため毎年秋になると、村の至るところで”とちの実”を採ることが出来、はるか
昔からとち餅は作られてきました。
とちの実はそのままでは苦渋味が強く食べる事が出来ないため、村では木灰汁を
使ってアク抜きをします。
その工程は
水に漬けて虫殺し→天日乾燥→熱湯で戻す→皮むき→木灰に漬ける(鬼灰)→水にさらす→木灰処理(食灰)とおよそ1か月半~2か月にわたり、非常に手間のかかる作業です。
そうやって出来たとちの実を餅米と一緒に蒸し、搗くことで口の中でほわっと苦みを感じる美味しいとち餅が出来上がります。
昔ながらの製法が今も受け継がれている上北山のとち餅は、「日本遺産・吉野」にも選定されており、皆様に愛されております。
そんな「村の宝」を是非ご賞味下さい。



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